同窓会の主な取り組み

同窓会では、本学の発展に寄与することを目的に、会員相互の親睦を図るため下記のような活動をおこなっております。

  • 会員名簿の管理等
  • 会誌及び出版物の発行
  • その他本会の目的達成に必要な事業等

同窓生の皆様へ

会長 木村 篤詩

会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また日頃より母校の発展、同窓会活動に対しましてご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

世界中が新型コロナウイルスの猛威に遭い日本でもステイホームでの自粛や、テレワークが今では日常的になりました。感染防止と経済活動の両輪が動き始めておりますが、会員の皆様の日常生活にもまだまだ影響が続いているとことと思います。

さて、北海道情報大学は「情報化社会の新しい大学と学問の創造」という理念のもと、平成元年に開学しました。早いもので30年以上が経ち、開学当初から変わらない野幌原生林の豊かな自然につつまれたキャンパスで、教育・研究等が行われ、IT社会の発展に寄与するため、「情報」を核とした「情報の総合大学」として進化し続けています。

今となっては誰もがパソコンやスマートフォンを当然のように使いこなし、SNS・インターネットなどが普及し、自分の生活圏とはかけ離れた国や地域の人とも知り合え、手軽に会話や情報の交換ができるようになりました。そして、コロナ禍においてますますデジタル化の推進が叫ばれるようになりました。学校における情報通信技術(ICT)環境の整備、行政のデジタル化、データの利活用等、様々な分野でデジタル化は私達の暮らしには欠かせないものとなっています。特に情報通信技術(ICT)を活用した教育はコロナの収束後も継続されるでしょう。

しかし、その反面、現実の対人関係が希薄になり、コミュニケーション力不足が指摘されるようになりました。我々は、最先端技術【デジタル】を学んでいたからこそ、人と人とのコミュニケーション【アナログ】の大切さを実感できるのではないのでしょうか。人は対面した人間関係の中で、喜び、悲しみ、楽しみ、苦しみ、生きがい等を感じ、成長するものです。

同窓会は、年代・性別を超えて、北海道情報大学卒業生という絆で結ばれた人達の集団です。その人達の交流・情報交換の場であり、また後輩である在学生たちに様々な支援ができる会でありたいと考えています。コロナ禍でも現実にしっかりと目を向け、同窓生、在学生ひとり一人がしっかりと繋がって未来と夢に希望を持っていきましょう。

最後になりますが、いまだ新型コロナウイルスの感染収束が見えない中、ワクチン接種も進んでおりますが、会員の皆様も大変ご苦労されている事と思います。引き続き同窓会として、会員の皆様のニーズに応えるための取組みを続けてまいりたいと思っておりますので、今後も変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、会員の皆様のご活躍とご健勝をお祈りいたしております。

北海道情報大学 同窓会
会長 木村 篤詩